【膠原病】リウマチ②(初期症状と治療開始)

【膠原病】リウマチ①(発症から診断まで) から続く。

 

初診の日に既に血液検査とエコーの結果からリウマチと診断されましたが、週明け改めて詳細な検査結果を聞きに再度受診し、そこで改めて確定診断となりました。

 

これまでの記載と重複しますが、その頃の初期症状はこのようなものです。

 

・ひたすらだるい。寝ても休んでも取れない疲れ。体がずーんと重い。

・手首の痛み(指第二・第三関節もエコーでは滑膜の肥厚が見られたのですが、痛みはあまりありませんでした)

・手首の関節の可動域が狭くなる(元々100°くらい反るのに80°が限界)無理に動かすと痛い。

・微熱(平熱36.8℃のところ37.5℃前後をふらふら)

・握力低下。

・朝の関節の強張り。

 

私の場合、生活として困ったのは「朝の関節の強張り」でした。

1-2時間ほど使い物にならないので、朝食の支度から逆算して4時くらいに目覚ましをかけ、ベッドで一度起きてからスマホでできるメールチェックなどをしてようやく6時に起きれる、みたいな。

 

握力が落ちて&痛みのせいで、ペットボトルや瓶が開けられなくなったり、洗濯ハンガーのピンチ(洗濯バサミ)の開閉など摘む動作にも支障が出ていました。

PC入りの重いカバンを持つことも辛く、極力手首を使わないよう肘を通して反動で肩に背負ったり。

 

PC作業はハンドレスとなどで乗り切ることができましたが、地味に辛いのがガラケーのボタン押し。

スマホのタッチパネルの方が指の負担は少なかったです。

 

服のボタンを外したりつけたりもできない。

スナップボタンを押して止めることもできない。

ファスナーをつまんで下ろすこともできない。

コードを抜くことができない。。

フライパンやお鍋など重いものを持てない。

それほど重くないお皿も落とす(出来立ておかずがのっていて落としたときは涙しかない)

ドアノブを回す時に激痛

子供のオムツ(パンツタイプ)を破ることができない

お菓子の袋を開けられない

 

書き出すと山のようになるのですが・・・とにかく手が使えないというのは日常生活にダメージ大でした。

段々慣れてくると手の負担のないやり方が自然にできるようになってくるのですが、そこに達するまでは、「痛い!やっちゃった!」という感じで地雷を踏んでしまうこと多々。

痛みが怖くて無意識に動きを制限してしまう傾向もありました。

 

「これが少しでも軽くなるなら」という思いと、「リウマチは早期治療開始が肝心、今日から服薬を始めましょう!」という先生の勢いに押されて、私のリウマチ治療は開始しました。