【ニュース】不妊治療

高額な不妊治療費 どう工面 | 2019/2/16(土) 12:23 - Yahoo!ニュース

 

私が最初に不妊の事実を知ったのは20歳の時でした。

ある日、急激な腹痛による失神。

すぐ意識は戻ったので翌日受診したところ、右側卵巣嚢腫と両側卵管閉塞と診断。

 

両側卵管閉塞となると当然卵子が子宮まで届かないため自然妊娠は困難になります。

当時まだ大学生だったので妊娠出産なんて現実的でなく、痛みが起きると困るから治るといいなぁくらいにしか自覚はありませんでした。

 

しかし母が衝撃を受けてしまい・・・速攻治療を受けることになりました。

 

本当に自覚がなかったので若干不確かなのですが、右側卵巣は鶏卵大まで腫れ上がっていたので内服で様子をみて場合によっては手術、卵管閉塞は通水治療を複数回受けたように記憶しています。

 

軽快後は年一回の通院を継続、不妊の大変さを見聞きするようになってからは食事や生活習慣をより意識するようになりました。

 

結婚前後のブライダルチェックでは、右側卵巣はほぼ機能しておらず、右側卵管も閉塞、左側も状態はあまりよくありませんでしたが、すぐに不妊治療に切り替え、紆余曲折ありつつも1年弱で妊娠できました。

その後も体調管理は意識しつつ、第二子第三子を授かれたのは幸運だったと思います。

 

 

特に働いている女性、高齢出産年代の女性にとっては、不妊治療は時間とお金の勝負だと思います。

そこには勤務調整、助成金など、できる限りのフォロー体制が整って欲しいです。

 

一方で自身を振り返ってみると、早期発見・治療ができたこと、生活習慣の見直しができていたこと、不妊治療・妊娠時まだ20台後半と若かったことが幸いしたという考えがあります。

 

ライフプランニングは人それぞれ、ご縁も人それぞれですから、一概に早く結婚して出産をとは言えないのが現実。

けれど、体を大事にし、特に婦人科系は思春期後半から定期検診を受けるように勧めることはできるはず。

 

学校の健康診断で婦人科検診を勧めるよう取り込むのはどうだろうか。

もしくは15歳18歳など区切りの歳に無料で婦人科検診を受けるようにするのはどうだろうか。

場合によっては費用助成を行うのも有効かもしれない。

 

そんなことを考えつつ、我が子たちにも体を大事にすることを伝えねばと思う今日この頃です。