【膠原病】シェーングレン症候群(主にドライアイ)

リウマチ患者の方には、シェーングレン症候群を併発されている方も少なくないそうです。

 

(順天堂のHPより引用)

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/kogen/patient/disease/disease03.html

涙腺、唾液腺をはじめとする全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こり、外分泌腺が破壊されてドライアイやドライマウスなどの乾燥症状が出現する病気です。 本来、細菌やウイルスなどの外敵から身を守るための免疫系が自分自身を誤って攻撃する、自己免疫という現象が重要な原因のひとつと考えられています。

 

私もリウマチ診断後まもなく「ドライアイ」「ドライマウス」が自覚症状としてでました。

ただ、検査を受けるも数値はギリギリ(確定診断基準ぴったり)。

とりあえず「シェーングレン症候群疑い」のまま、治療を開始しました。

 

ドライアイについては、専用の目薬を日に複数回点眼することに。

 

超ど近眼でコンタクトなしでは生きていけないほどだったのを、3.11を機にメガネ併用にしていましたが、シェーングレンをきっかけに完全メガネ生活に移行しました。

(ほんとは原田病(虹彩毛様体炎)やってしまうとコンタクト厳禁なのですがそこはお目こぼしを)

 

 

ドライマウスは、人工唾液のスプレーが処方されました。

 

基本は、温かい飲み物を常時携帯し、塩分の強い食べ物を避ける、間食を控えうがいをこまめにする、歯科での定期検診と指導を受ける(ドライマウスは虫歯になりやすいため)など、自分でも出来る生活習慣改善がメインですが、どうしようもないときに人工唾液を使えるのは有難かったです。

 

 

原田病の経過観察も兼ねて眼科検診は定期的に受けていましたが、リウマチの軽快とともに症状を感じることは少なくなり、今は特に治療は受けていません。

これも「完治」の定義が難しい病気だと思いますが、日常生活を気をつけるのは継続しつつ、あまり気にしすぎないようにもしようと思っています。

 

 

 

全く個人的な意見なので受け入れられない方もいらっしゃるとは思いますが・・・

私は、リウマチなど自己免疫疾患、膠原病に罹られている方は、コンタクトをやめてメガネに切り替えることをお勧めします。

免疫抑制剤を使用していると抵抗力も下がり感染症にかかりやすくなります。

コンタクトはダイレクトに異物を目に入れるので、リスクが高くなります。

少なくとも私は、メガネ生活に切り替えてからの方が目のトラブル(ものもらいや角膜炎など)は格段に減りました。

 

少々面倒ですが、夏は度入りサングラスとの併用。

視力は-10.5というほんとのど近眼なので、お高い極薄レンズを使うとメガネ代もかなり高くなってしまうのですが、健康には変えられません。

 

それに、最近はおしゃれなメガネが多いし、より見た目に影響しないフレーム・レンズの選び方をアドバイスしてくださるお店も増えました。

 

もし悩まれている方いらっしゃいましたら、大丈夫です、メガネ生活は慣れると意外と快適です。

ぜひこちらの世界へどうぞw!