【膠原病】リウマチ①(発症から診断まで)

私は34歳でリウマチと診断されました。

(21歳で原田病、35歳でシェーングレン症候群疑い、37歳で突発性血小板減少性紫斑病疑いと、結構な膠原病体質)

幸い早期発見早期治療で、現在は寛解状態を維持しています。

 

30〜50代が女性の好発年齢ですが、30代だとまだリウマチなんて全く意識しない人の方が多いのではないでしょうか。

私の経験が誰かの早期発見に繋がることを願って、記録代わりに当時のことを書き残そうと思います。

 

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三人目出産後に復職した秋から冬は病気祭りでした。

最初に風疹に罹り、その後インフルA→肺炎→インフルBと休む間も無く病気病気・・・

その間ずっと37.5℃前後の微熱が続き、だるさが抜けず帰宅するとソファに撃沈する毎日。

手首に一日中鈍痛を感じ、朝起きると手がむくんで指を動かすことができないという症状が出ていました。

 

しかし、元々平熱が高いし(36.8-9℃)、PC仕事だし復職の疲れも出てるのだろうなくらいにしか考えていませんでした。

 

そんな中、二度目のインフルで自宅待機中に、母にポロっと「手首が痛くてむくむんだよね〜朝とか全然動かないし」と話したら・・・

 

「今すぐ!今すぐ病院行きなさい!リウマチ科よ!!」

 

ええ〜!?と思いつつもあまりの剣幕に気圧され、近所の総合病院のリウマチ科を訪ねることに。

受付では「紹介状がないとダメ」と言われてしまいどうしようと悩んでいたら、たまたま通りがかった師長さん?お偉い感じの看護師さん?が、「取り敢えず先生に相談したら?」とお声がけしてくださり、受診にこぎつけることができました。

 

初診受付してリウマチ科の待合へ。

年配の方が多い印象。

待ち人数が多いと思いきや、割とすぐ呼ばれました(待っている人は血液検査の結果待ちなんだと後で判明)

 

先生も最初は「リウマチ?あまり若い人はならないんだけどねぇ・・・」という感じでしたが、「大叔母たちがリウマチ、従姉も膠原病、母も陽性、20代で原田病もやっています」と話したとたん顔色が変わり・・・

 

「即血液検査!関節エコーもオーダー入れて!!」

 

すぐに検査部で採血とエコーを受け、結果が出るまで待つこと數十分。

 

「血沈、抗CCP抗体、MMP、CRP、全部アウト。エコーでも滑膜の増殖が見られる。

リウマチだね」

 

マジっすか・・・

 

「お母さんに感謝だね。リウマチといっても超初期、焚き火でいうなら火が点いて燃え始めたくらい。リウマチは早期治療開始が肝心だから今日から抗リウマチ薬を出すね」

 

そこからリウマチについて細かく説明を受け、私のリウマチ闘病はあわただしく始まりました。

 

 

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その後、最初から生物学的製剤も併用している病院に行った方がいいんじゃないかとか色々なところに相談したり悩んだりもしましたが、結果的には初診の先生のところにずっとお世話になっています。

 

診断からもうすぐ丸4年が過ぎますが、すでに服薬期間より断薬期間の方が長くなり、寛解を維持できていると言える状態が続いています。

 

まだ今後どうなるかはわかりませんが、取り敢えず初発の進行を食い止めることができたのは、早期受診早期治療開始のお陰だったと思っています。

周りのリウマチ仲間も、早めに対処できた人ほど症状の軽快も早い傾向が見られます。

 

母もお産後にリウマチの値(と本人は言っているのですが具体的に何の値かは不明)が悪くなったそうですが、お産後にリウマチを発症するケースは珍しくないそうです。

 

女三十代、中々日々の生活に忙しく、ついつい自分のことは後回しになってしまうことが多いと思いますが、以下の症状に心当たりがある場合は、リウマチ科の受診を強くお勧めします。

・微熱

・倦怠感

・食欲不振

・関節の腫れや痛み

・朝のこわばり