【膠原病】親指の付け根の痛み

先週末から急に親指の付け根が痛んでいます。

ファスナーの上げ下ろし、水筒の蓋あけ、PC作業・・・どれも痛くてしんどいです。

 

親指の付け根の痛みというと、母子CM関節症など変形性関節症が一般的かもしれません。

リウマチの場合は左右対称に出ることが割と多いようですが、母子CM関節症だと頻繁に使う方のみ出ることもあるとか。

 

いずれにしても無理は禁物。

特に主婦業をされている方や、お仕事で手を使われる方は中々難しいかもしれませんが、サポーターなどで騙し騙しつなぐよりも、まずは一度整形外科の受診をお勧めします。

最初は判断がつきにくく、湿布やサポーターで様子見になってしまうかもしれませんが、最初に受診しているかどうかで経過の把握も違ってくると思います。

 

 

なんか腫れているんですよね・・・

内出血しているような色もしていて、関節内出血起こしているのではという不安も・・・

そしてぶつけたとか捻ったとかの心当たりもなく、両方の関節が痛いので、これはもしかしてリウマチ再発かとドキドキしております・・・

【ニュース】震災から8年

昨日は3.11でした。

 

時が流れるのは早く、あの日お腹にいた長男はもうすぐ8歳になります。

震災のニュースを見ると、「ぼく、このときお母さんのお腹の中にいたんだよね?」と聞いてきます。

「そうよ、大きなお腹で大変だったんだから」と毎回同じ答えを返します。

 

そんな時、ふと頭をよぎります。

「この何気無い、いつものやりとりが、ある日突然できなくなったら?」

 

震災は、多くの人の日常を奪いました。

その爪痕は、未だ深く残っていることと推察します。

今ある幸せに感謝しつつ、誰かに少しでも穏やかさが届くことを祈るばかりです。

 

 

あの日私は、都内の液状化地区で激しい揺れを経験しました。

床は陥没するし、棚は倒れてくるし、マンホールは飛び出て、信号機は曲がってる。

 

2005年の都内震度5弱地震の時のことが頭を過りました。

「これは電車がとまるな。急いで帰らなきゃ。」

 

余震がくる中、職場の人たちとネットニュースを見ながら「何か大変なことが起きている」ということはなんとなく感じつつも、頭の中は保育園にいる上の子のことと、若干切迫ぎみなお腹の子のことでいっぱいでした。

 

15時半頃、同僚に付き添われて職場を出て歩き出すと、運良く一台空車のタクシーが。

「自宅の家族が心配だから、同じ方面なら乗せてあげたいけど・・・」

生憎私は反対方面。

でも、大きなお腹を見て事情を察したのか、乗せてくださいました。

平常時であれば徒歩2時間ほどの距離でしたが、妊娠後期(8ヶ月)でしかも切迫気味、重いPCリュックも背負っていたので、乗せていただけなかったらどうなっていたか・・・

気持ちが落ち着いていなかったからか、お名前を控えるのを忘れて、お礼もきちんとお伝えできていないのが今でも心残りです。

 

 

【子育て】スキンシップが苦手なお母さんへ

私、自他共に認める子供好きです。

学生時代から子供に関わるボランティアやバイトをしたり、就職時には本気で悩んだりもしました(最終的にはもう一方を選びましたが)

一応保育士免許・調理師免許持ちで、保育・託児施設での勤務経験もあります。

 

自分の三人の子はもちろん可愛いです。

子供達のお友達も我が子のように可愛い。

なんなら街中ですれ違うどの子も可愛い。

 

そんな私ですが、実は子供(我が子)とのスキンシップが苦手です。

 

仕事のときは問題なくスキンシップができていたのになんでだろう?

もしかして子供に愛情を持てていないのか?

 

そんなことを考えたりもしました。

 

スキンシップ頑張ろう。

仕事の時は出来たんだから意識すればきっとできるはず。

 

そんな風に試してみたこともありました。

 

 

でもある時気付いたんです。

 

私、そもそもスキンシップが苦手なんだって。

 

 

昔お付き合いをした相手からも指摘されたことがありました。

 

「甘えるのが苦手というかドライというかクールだよね」

 

ドライとかクールって、なんか洗濯みたいだななんて思ったり(笑)

 

実はこのお相手とは、お互い結婚後も仲良い友人関係が続いていまして(決して怪しい関係ではなく!)

子供達がそこそこ大きくなってきた頃、とある悩み相談に乗ってもらっていた時に言われました。

 

「もっと肩の力抜いて、周りの人に頼って、甘えなよ」

 

 

あぁ、そうか。

 

色々もやもやしたものが少し晴れたような気がしました。

 

私の両親は共働きで、私が小さい頃は単身赴任で海外にいることが多かったのです。

主に父のみでしたが、母がいないこともしばしば。

祖父母と同居、兄や従姉妹たちもいて賑やかな生活だったので、寂しいと感じたことはないのですが、そういえばあまり両親とはあまりスキンシップをとらなかったかも。

いや、両親は普通(むしろ父はベタベタ)だったのに、私が避けていたのかも。

 

決して両親との関係は悪くなく、むしろ世間一般の平均よりは仲が良い親子だと思います。

ただ、離れている時間は長かったので、頼ったり甘えたりするよりは自立心というか、なんでも自分で解決する方だったと思います。

 

 

きっと、私の気持ちの問題(というよりは特性)だったのでしょう。

 

 

ママ友さんが増えていく中で、私と似たような気質の人に出会うこともありました。

話を聞いてみると、やはり似たような経験をしていたり。

 

必ずしもではありませんが、自立心の強さと甘え下手とスキンシップの不得手、根っこが同じケースは少なくないような気がしています。

 

 

さて、そこから私がどう変わったかというと・・・離婚が大きなきっかけになりました。

 

シングルマザーとして三人の子供を抱え、一人は心身共に深い傷を負っていて、とても一人でどうにかなるものでもない。

 

周りにヘルプを発信しました。

正確にいうと、周りはずっとヘルプを受け止める準備をしてそのメッセージを送ってきてくれていたのに、やっと自分が気づくことができました。

 

頼ることは悪いことではないんだ。

みんなの力を借りてもいいんだ。

 

そう思えた時、とても気持ちが楽になりました。

 

正直にいうと、今でもスキンシップは苦手ではありますが、子供が求めてきた時は受け止められるようになりました。

それはきっと、親だけでなく友人や他人に、自分が受け止められる経験をしたからだと思います。

 

今、子供とのスキンシップで悩んでいるお母さんがいたら、自分の経験を踏まえ、こんな風に声をかけてあげられたらと思います。

 

きっと責任感の強い頑張り屋さんなのでしょう。

これまでたくさんのことを自分の力で乗り越えたこと、ご自身を褒めてあげてください。

余裕がなくて子供を受け止めきれない時も、ご自身を責めないでください。

でも、心に無理のない範囲で、大変な時はちょっと周りの手を借りることも頭の片隅に置いてみてください。

スキンシップも、できる範囲で大丈夫。

自分が苦手なら、他の人に任せるのも一手。

少し気持ちに余裕がでてきたら、その時にもう一度考えてみましょう。

 

 

スキンシップが苦手なことは悪いことではない。

子供とお母さんの間で「このぐらいのスキンシップがあればまぁいいかな」という感覚が合っていれば、よそと比較することもない。

 

 

もちろんスキンシップは大事なことの一つですが、お母さんが子供にしてあげられることはスキンシップだけではありませんから、自分を責めるのではなく、少しずつでも向かい合っていけるとよいのではないかなと思います(私もまだ発展途上ですが^^;)

【食】黙食の是非

dot.asahi.com楽しいはずの給食の時間が苦痛だという子どもたちがいる。背景には時間優先で余裕がなく、「黙食」をさせざるを得ない学校の実情があるーーーーー

 

 

子供達の通う小学校でも、「もぐもぐタイム」という名の黙食時間があります。

最初の5分は静かに黙って食べる、残りはおしゃべりしてもOK、というものです。

 

長女の学年は食の良い子が多く、給食関連ではあまり問題は起きませんでした。

ただ一点、給食時間がうるさすぎて食事に集中できないという声があがり、一時的に「もぐもぐタイム」を5分から10分に延ばしたら落ち着いて食べられる子が増えた、ということはありました。

 

一方長男は、入学早々から「残渣量が飛び抜けて多い」に始まり、「一人当たりが食べる量が少ない」「お残し(最初に食べれない量を戻せる→箸をつけていないのでおかわりに回せる)が多くて想定のカロリーに達しない」「時間内に食べ終わらない」「時間を延ばしても食べ終わらない」・・・先生方はとても苦労されていました。

長男のクラスは、一時的に「もぐもぐタイム」をなくしたり、給食時間の中間に移動させたりしていました。

結果的には、給食時間を長くしたこと、栄養教諭の先生からの食育指導の回数を増やしたこと、子供達自身も慣れてきたこと・・・色々な策が複合的に功を奏して改善に成功したようですが、「もぐもぐタイム」のタイミングを変えたことも良かったようです。

 

長男の幼馴染に、とても頭が良く、状況説明も自分の考えることを伝えることも上手な女の子がいて、その子から聞いた話では、

 

もぐもぐタイムをお給食の真ん中にした時が一番みんなよく食べていた。最初が静かだとみんな食べる気が盛り上がらないの。」

 

ということだそうで・・・

 

別途先生にお話を伺ったところ、お給食の時間を25分と十分長くとっていても食べ終わらない子が多かったのが、もぐもぐタイムをずらしたら時間内に食べ終わる子が増えたそうです。

 

その学年、そのクラスによって全然違うものなのだなぁと改めて感じました。

 

時間を長くしたからといって食べきれるものでもない。

静かにしたからといって食べきれるものでもない。

けれどうるさいと食べられない子もいる。

時間があれば食べられる子もいる。

 

担任の先生だけで考えるには中々難しい問題なので、栄養教諭や、場合によっては調理担当者も検討に加わってもよいかもしれません。

【食】家庭版サイクルメニュー

子供達の保育園から、来年度よりサイクルメニューを取り入れると通知がきました。

 

サイクルメニュー、なんじゃそりゃ?

 

という方が多いかと思いますが、そこは保育士・調理師免許持ちの母、ばっちりアンテナ引っかかりました(笑)

 

◆サイクルメニュー

食材や料理に食べ慣れることで、安心感を覚え、自ら進んで食べることができるようになることを目的とし、一定期間のメニューを決めて、そのメニューを2週間から1ヶ月の間などの一定期間で繰り返して提供する形式。

 

メリット:食わず嫌いや嫌な献立を克服しやすい、栄養士の負担軽減、など。

デメリット:急な食材変更などに柔軟に対応することが難しい、利用者の理解を得にくい、など。

 

 

病院ではサイクルメニューを採り入れていることが多いと思います。

入院期間中にメニューが重複しないよう2週間〜1ヶ月サイクルが一般的でしょうか。

 

保育園や小学校ではどうかというと・・・地域差がかなりあるかと思いますが、私の個人的な感覚では、まだ導入している方が少ないような気がします。

 

そして導入したケースでどうかというと、これまた個人的な感覚ですが、上手くいっているところが6,7割、残りは日替わり献立に戻しているように思います。

 

課題もあるとは思うのですが、家庭においては取り入れるところもあるかもしれません。

 

毎日毎晩の献立を考えるのが面倒!

旬のものってなに?

栄養バランスなんて考えられない・・・

 

そんなときに、サイクルメニューを公開しているサイト(小学校など)を参考にしてみるとよいかもしれません。

 

はじめは4週間サイクルが参考にしやすいと思います。

4週間のメニューを眺めてみて、作れそうなものに○、作れないものに×をつけていく。

残ったメニューを、主菜1品・副菜2品になるよう並べなおす。

ハードル高いなと感じたら副菜は1品に減らしてもよいし、作りやすい常備菜1品に置き換えてもよし。

こうすると2週間分程度のメニューが組めると思います。

その月は、2週間分のメニューを二度繰り返す。

2サイクル目は要領もつかめているので、余力で翌月分の献立を考えることもできます。

3食全部は大変なので、まずは夕食だけでOK。

週7日全部ではなく、平日のみサイクルメニュー、土日は外食で手抜きだってよし。

 

どうでしょうか??

 

前回の記事にも重なりますが、毎日献立を考えているとつい作りやすいメニューになりがちですが、こうすると少しずつ無理なく新しいメニューにチャレンジすることができます。そして作ったサイクルメニューをぜひカレンダーや手帳などに書き込んで残してみてください。我が家は毎日の献立をカレンダーに記載しているのですが(サボっている期間もアリ)、過去の献立を見ると反省点、改善点、がんばったなと褒めたい点、色々出てきます。いつか子供達がサイクルメニューを見て自分たちでも作ってくれるようにならないかななんて妄想もしたり・・・(笑)そのうち機会があれば、拙い我が家の献立をアップしたいと思います(誰もみないかもっ!?)

【食】おかあさんやすめ、ははきとく

ギョっとするタイトルですが、ご存知でしょうか?

 

ヒント。「まごわやさしい」

 

 

 

・・・なんのこっちゃい(笑)

 

 

正解は、あるメニュー・具材の頭文字です。

 

お:オムライス

か:カレーライス:

あ:アイスクリーム

さん:サンドイッチ

や:焼きそば

す:スパゲッティ

め:目玉焼き(もしくは麺類)

 

は:ハンバーグ

は:ハムエッグ

き:ギョーザ

と:トースト

く:クリームスープ(もしくはクリームシチュー)

 

ま:豆類

ご:ごま

わ:わかめ(海藻類)

や:野菜

さ:魚

し:しいたけ(きのこ類)

い:いも類

 

 

若干無理矢理感もありますが、「おかあさんやすめ」「ははきとく」は気をつけようなメニュー、「まごわやさしい」は積極的に取り入れようなメニュー、ということです。

 

「おかあさんやすめ」「ははきとく」つい使ってしまいますよね・・・

ただ、これらのメニューは糖質・脂質が高く、味付けも濃いため、生活習慣病のリスクが高まります。

柔らかいメニューが多いので、咀嚼力も育ちにくいです。

 

しかし一方、「まごわやさしい」は、大事とわかっていても中々使い慣れないと取り込むのが難しい。

 

そこで我が家は、夕飯のおかずの3品のうち1品のみ「まごわやさしい」のどれかを必ず使うようにしています。

全部完璧は難しいけれど、一つだけ取り入れるならなんとかなる。

 

煮豆、胡麻和え、わかめのお味噌汁、ひじきの煮物、旬の野菜のお浸し、小魚の佃煮、田作り、きのこのマリネ、しいたけの含め煮、なめたけ、ふかしいも、ほしいも。

 

「まごわやさしい」は常備菜になるものが多いです。

この一品は、週末作り置きしておいたり、自分で作らずお惣菜に頼るというのもアリだと思います。

 

大人であれば、社食で小鉢を選ぶ時、ちょっと「まごわやさしい」を思い出してみたり。

最近はコンビニでも常備菜的お惣菜がパックで手に入るので、おやつのアイスの代わりに選んでみるのもよいかも。

 

子供達をファミレスに連れて行くと、つい「おかあさんやすめ」「ははきとく」メニューを選んでしまいますが、そこをダメというのもかわいそう。

それよりも、「まごわやさしい」を追加で頼むというのを教えてあげると食育にもなるかもです。

 

コンビニやスーパーでもこういうのを啓発したらどうだろうなぁ・・・

倦厭されちゃうかなぁ・・・

 

やりやすい方法で上手に付き合えると良いなぁと思います。

【膠原病】原田病

リウマチ発症の約13年前、21歳の時に原田病に罹りました。

その後15年間の経過観察を経て、現在は完治となっております。

 

リウマチ以上に記憶が遠く朧げなのですが、リウマチより珍しい疾患だと思うので、誰かの参考になればと書き残してみます。

 

 

発症は突然でした。

授業中いきなり目が痛くなり、涙が止まらない。

チカチカして黒板がよく見えない。

それでも出席必須な授業だったのでハンカチを目に当て受け続けるものの、ハンカチじゃ追いつかないほど涙が出続ける様子に教授が「出席にしておいてやるから早く病院行ってこい!!」と助け舟をだしてくださったので、直ぐに大学近くの眼科へ受診。

最初はのほほんとしていたおじいちゃん先生が、目の中を覗き込むなり「今直ぐこの足で大学病院へ行きなさい。タクシー呼ぶから。」と。。。

 

あれ?何かやばいことが起こってる??

 

てっきり結膜炎(ソフトコンタクトなのでよくやらかしていた)が悪化したかくらいに思っていたのですが、どうも様子が違うらしい。

 

おじいちゃん先生が電話を入れておいてくれるというので、直ぐタクシーで5分ほどの大学病院へ行きました。

 

 

今振り返ると、その1,2ヶ月ほど前から頭痛や羞明感は感じていました。

普段は頭痛なんてめったに感じないのですが、部活の夏トレで脱水症状起こしてからたまに頭痛を感じることがあったので、それを引きずっているのかなくらいに思っていました。

羞明感は、今年は秋に差し掛かっても眩しいなぁくらいに考えていました。

しかしそれがこんな厄介な病気の前兆とは全く気付きませんでした。。。

 

 

大学病院についたら直ぐにベッドに連れて行かれました。

採血や色々な検査をしながらあれよあれよという間に点滴が始まり、それが終わってから医師の説明。

 

「治療が間に合って良かったです、半日遅れていたら失明でした。」

 

 

えええ・・・・?

その後説明を受けた記憶はあるのですが、正直ほとんど頭には入っていませんでした。

(本来なら家族が来て説明を一緒に受けるべきだったのでしょうが。この直前に祖父が他界して、その対応で両親共に忙しかったため、付き添いをお願いするという頭もありませんでした)

とりあえず数日間点滴に通い、その後暫く服薬したのは覚えています。

そして症状が軽快し、日常生活に支障ができるような後遺症も残らなかったので、私の記憶の中からはスッポリこの病気は抜け落ちました。

(大学が変わったり就職したり、目紛しい中でどうでもよくなってしまっていた、というのが現実でしょうか。。。)

 

パソコンや携帯は持っていたものの、当時はまだそこまで「わからないことはとりあえずググる」的なものではなかったので、検索して調べてみようとかいう気持ちもあまり湧かなかったのかもしれません。

(きっと今だったら即ググっていたと思います^^;)

 

ただ、頭の中に「原田病」「虹彩毛様体炎」というキーワードと、「次に同じ症状が出たら即タクシーか救急車で病院にくるように」と言われたことは残りました。

 

 

その後数年は何も思い出すことなく過ごしていました。

 

きっかけは、ある時コンタクトを作るために眼科を受診したとき。

目のかみゆがあったのでついでに診てもらうことにしたら・・・

 

「夕焼け眼底なんだけど心当たりある?」

 

夕焼け眼底?なんじゃそりゃ?

説明を受けると、どうやら目の病気をやっているとなることがあるらしい。

 

そこで思い出す(遅)

 

私「そういえば数年前に原田病って言われました」

先生「はぁぁぁぁああああああ!?」

 

ちょっと独特な先生だったのですが、めっちゃ怒られました・・・

10分くらい、講義並みに原田病の再発の怖さやリスクを説明されました・・・

 

先生「コンタクトなんて以ての外、原田病と知っていて処方する先生はいないから!自分の自宅の近くにかかりつけになってくれる眼科医を探して、定期的に検査を受けなさい!」

※この先生の病院は自宅からは遠い場所にあったため

 

とても親切な先生で、家の近くで原田病を診てくれる病院を探してくださいました。

で、その病院に通い始め、その後3人の子供をその病院で立て続けに出産し、更に数年後、その病院のリウマチ科にかかることになります。

 

お産も原田病(眼科)もリウマチ(リウマチ科)も結果的に同じ病院で診てもらえたのはラッキーだったかもしれません。

ついでですが心臓と股関節にも持病があるため、循環器内科と整形外科股関節外来のお世話にもなっています。

胆石と盲腸も同じ病院で手術してもらいました。

 

膠原病に限らず何かしら難しい病気にかかってしまうと、どうしても「評判がよく、設備が整っていて、腕の良い先生のところにかかりたい」という思いは出てくると思います。

 

ただ、膠原病は合併症が出ることが少なくないので、ある程度診療科が整った総合病院であれば、自宅からの通いやすさという点で考えることも必要かもしれません。

 

話が逸れましたが・・・

 

原田病自体は完治しましたが、飛蚊症が多かったり、夕焼け状眼底は残っていたり、網膜が薄くなってしまっているので今後網膜剥離のリスクはあります。

定期検診はなくなりましたが、日常生活の中で目の変化には気をつけるよう意識はしています。

 

私は自覚ないダメ子だった割には周りの環境とサポートがよく軽傷で済んだマイナー例だと思うのですが、この病気は症状が出た時が勝負なのだそうです。

 

膠原病を持っている人は特に、ちょっと目がおかしいなと思った時に、「そういえば目にでる膠原病もあるんだな」と思い出していただけると、そしてその中の何人かが本当に原田病で早期受診早期治療が叶ったら幸いです。