【膠原病】リウマチ⑤(服薬後の変化とお薬との付き合い方)

【膠原病】リウマチ④(副作用の洗礼) - 日々徒然 から続く

 

リウマトレクス(MTX)の効き方は人それぞれなようですが、私の場合服薬後1ヶ月ほどで手首の痛みの改善や朝の強張りの減少など、実感できる効果が現れ始めました。

2ヶ月過ぎるころにはQOLも大幅に改善。

MTX服薬翌日のだるさはやむなしですが、それ以外は概ね順調な経過となりました。

 

 

◆リウマチ発覚時の症状

・ひたすらだるい。寝ても休んでも取れない疲れ。体がずーんと重い。

・手首の痛み(指第二・第三関節もエコーでは滑膜の肥厚が見られたのですが、痛みはあまりありませんでした)

・手首の関節の可動域が狭くなる(元々100°くらい反るのに80°が限界)無理に動かすと痛い。

・微熱(平熱36.8℃のところ37.5℃前後をふらふら)

・握力低下。

・朝の関節の強張り。

 

◆服薬後2,3ヶ月後の状態

・服薬翌日はだるいが、それ以外の日の疲れ方は軽くなった。

・動かさなくても痛かった手首の痛みは、手首を反らしたり、ペットボトル空けなどねじったりする動きをしなければ痛くならなくなった。

・手首の可動域は変化なし。

・微熱は収まり、平熱維持。

・握力低下は変化なし。

・朝の強張りは改善(動けるようになるまでの時間が90→30分程度に短縮)

 

その後もお薬を継続することで、特にだるさと痛みは改善しました。

一時期8mgに増量したのですが、服薬翌日のだるさが半端ない&大幅な改善は見られなかったので6mgに戻すことに。

 

しかし、服薬開始から9ヶ月後、MTXが「免疫抑制剤」であることを痛感する出来事が起きました。

 

リウマチ発症前から気管支系が弱いため、冬はうがい手洗いマスク着用に気をつけ、加湿対策もしていました。

にも関わらず、12月に風邪発症。

しかも中々治らない。

おかしいと思って再検査したら肺炎起こしていました。。。

 

暫く強い抗生剤を服薬したものの咳だけが残ってしまい、咳止めをもらおうと職場近くの耳鼻科へ行ったら・・・

「今すぐリウマチでかかっている病院へ行ってください!」

CRPが11まで上がっていて、胸膜炎を起こしていることがわかりました。

レントゲンだと丁度他の臓器の影になってわからなかったようで、CTでやっと原因が判明しました・・・ヤバいと気付いてくださった耳鼻科の先生に感謝。

 

この頃の白血球は常に2000-3000台でした。

その分感染症に罹りやすかったのでしょう。

 

最初の冬を越して一旦落ち着きましたが、二年目の秋冬は更に厄介なことになります・・・これは次回改めて。